トヨタ自がNY市場で上昇 9月の新車販売台数が17.1%増=米国株個別

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2022年10月4日 2時06分

トヨタ自動車の米国預託証券(ADR)が上昇している。きょうから明日にかけて米自動車各社が9月の新車販売台数を公表するが、トヨタは前年比17.1%増の17万9050台となったと発表した。そのうち電気自動車(EV)は3万5419台で、全体の約20%を占めた。

主要部品の供給不足が緩和され在庫が改善されたことから、自動車各社は恩恵を受ける一方で、消費者の自動車購入に対する不安もある。一部の調査では、第3四半期の全体の米自動車販売台数は前年比0.9%減、前期比では2.7%減になるとの予測も出ている。金利上昇やインフレ、迫りくる経済の先行き不透明感が消費者の行動を鈍くし、米自動車市場全体の重荷になっているという。新車の自動車ローン金利は9月30日までの3カ月間で5.7%と3年ぶりの高水準に達したという。

(NY時間12:38)

トヨタ自ADR<TM> 135.16(+4.87 +3.74%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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