アジア株 休場明け香港株は急騰、2年ぶり日中上昇率を記録 米積極利上げ姿勢緩和期待の買い
アジア株 休場明け香港株は急騰、2年ぶり日中上昇率を記録 米積極利上げ姿勢緩和期待の買い
東京時間10:57現在
香港ハンセン指数 17835.46(+755.95 +4.50%)
中国上海総合指数 3024.39(休場)
台湾加権指数 13868.91(+292.39 +2.15%)
韓国総合株価指数 2212.27(+2.89 +0.13%)
豪ASX200指数 6796.60(+97.31 +1.45%)
アジア株は総じて上昇、米株大幅続伸が好感されている。豪中銀が予想外の小幅利上げを実施したことを受け、世界的な金融引き締め減速期待が高まっている。米指標が弱い内容だったことからFRBも積極利上げ姿勢を緩めるとの見方が出てきている。
豪州株は1.45%高。きのう3.7%近く上昇したもにもかかわらず、きょうも大幅高となっている。
韓国株は上げ幅を縮小、約1週間半ぶり高値をつけたことから利益確定の売りも出ている。SKハイニックスは2.8%高。米モルガンスタンレーが同社の投資判断を「オーバーウェイト」に引き上げ、株価の底入れが近いとして、株価目標を10万5000ウォンから13万ウォンに引き上げた。
休場明け香港株は4.50%高と急騰、2020年4月以来の日中上昇率を記録。米積極利上げ姿勢緩和期待の高まりを受け、ほぼ全銘柄が買われている。JDドットコムやアリババ、ネットイース、美団などハイテク関連の上げが目立つ。そのほか、香港証券取引所やHSBCなど金融株も高い。
中国市場は国慶節で今週いっぱい休場、週明け10日に取引を再開する。