10月11日のNY為替概況

通貨
2022年10月12日 4時00分

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円80銭まで上昇後、145円43銭まで反落し、引けた。

米インフレ指標の発表を今週に控えて大幅利上げを織り込むドル買いが優勢となった。その後、NY連銀の9月1年期待インフレ率が低下し2021年9月来で低水準となったことが明らかになると、大幅利上げ観測が緩和し米国債相場が下げ止まり、長期金利が伸び悩んだためドル売りに転じた。その後、3年債入札の不調で金利が再び上昇すると、ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは0.9690ドルから0.9775ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は141円27銭から142円20銭まで上昇。NEW_LINE

ポンド・ドルは1.1180ドルまで上昇後、1.1024ドルまで下落した。英中銀が14日まで実施する長期国債の買い入れで対象範囲をインフレ連動国債に拡大すると発表、市場鎮静化に努める方針や緊急策の延長の思惑にポンド買いが強まったがベイリー英中銀総裁が今週いっぱいで緊急国債購入策を計画通り終了する意向を示すと、金融市場混乱への警戒感にポンド売りが再開。

ドル・スイスは0.9991フランから0.9916フランまで下落した。_NEW_LINE_  

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[経済指標]  ・特になし

《KY》

提供:フィスコ

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