外為サマリー:前回介入ラインを突破し一時146円20銭台に上昇
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円13銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭程度のドル高・円安となっている。
11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円86銭前後と前日に比べて10銭強のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の上昇を手掛かりに、一時145円89銭まで上伸した。
この日の時間外取引で米長期金利は3.9%台と高い水準で推移しており、東京市場のドル円相場は堅調な展開。午前8時40分過ぎに政府・日銀が介入に踏み切った9月22日につけた高値145円90銭を突破するとドル買い・円売りに弾みがつき、146円23銭まで上昇する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9703ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=141円79銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安で推移している。