東京株式(前引け)=続落、様子見ムードのなか売り優勢に

市況
2022年10月13日 11時47分

13日前引けの日経平均株価は前営業日比136円58銭安の2万6260円25銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は5億1170万株、売買代金概算は1兆2325億円。値上がり銘柄数は379、対して値下がり銘柄数は1413、変わらずは45銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方こそ売り買い交錯で始まったが、その後は次第に売り優勢に傾いた。前日の米国株市場では9月の米CPI発表を前に様子見ムードが強まっており、東京市場もその地合いを引き継ぎ、積極的な買いが入りにくくなっている。外国為替市場で円安が進行していることは輸出セクターへの追い風として意識されるが、世界景気減速懸念を背景にハイテク株なども総じて冴えない展開。インバウンド関連も足もと利益確定売りに押される銘柄が増えている。前引け時点でプライム市場の77%の銘柄が下落している。

個別では日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>など空運株が安く、JR東日本<9020>も売りに押された。日本電産<6594>も下値を探っている。HOYA<7741>も軟調。パルグループホールディングス<2726>が急落、ソースネクスト<4344>も大きく利食われた。半面、東京エレクトロン<8035>が買い戻しで高く、東芝<6502>は大幅高。セブン&アイ・ホールディングス<3382>、エーザイ<4523>なども上昇した。トレジャー・ファクトリー<3093>、ウイングアーク1st<4432>が急騰、久光製薬<4530>、コシダカホールディングス<2157>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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