株価指数先物【昼のコメント】 節目の2万7000円を突破しショートカバーが強まる

市況
2022年10月14日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比920円高の2万7140円(+3.50%)前後で推移。寄り付きは2万6820円と、シカゴ日経平均先物(2万6790円)にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなった。ナイトセッションでの大幅上昇の反動もあり、2万6720円まで上げ幅を縮める場面もあったが、前場半ば辺りから一段高となると、節目の2万7000円を突破。ショートカバーが強まるなか、前引けにかけて2万7150円まで買われる場面が見られた。

買い一巡後は利食いに押される場面もあったものの、グローベックスの米株先物でNYダウが150ドル高程度で推移するなか、買いの勢いが強まった。節目の2万7000円を突破したことにより、ショートカバーを狙ったロングも入ったと見られる。後場はこう着感が強まると見られるが、2万7000円を上回って底堅い値動きを継続するようだと、75日移動平均線が位置する2万7260円辺りがターゲットとして意識されよう。また、これを上回ってくると、10月6日につけた戻り高値2万7400円が射程に入ってくる。

NT倍率は先物中心限月で14.25倍に上昇した。抵抗線として意識されている25日線を突破し、75日線水準までのリバウンドを見せた。いったんは戻り一巡との見方になろうが、日経平均株価をけん引するファーストリテイリング <9983> [東証P]の動向次第では、75日線の突破もありそうだ。なお、オプションSQに絡んだ商いとしては、日経平均型が売り越し、TOPIX型は買い越しであり、SQ値は概算で2万6666円31銭だった。

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