ダウ平均は一時600ドル超上昇 値ごろ感の買い戻しが活発化 バンカメが上昇=米国株序盤

市況
2022年10月18日 0時49分

NY株式17日(NY時間11:37)

ダウ平均   30146.02(+511.19 +1.70%)

ナスダック   10649.34(+327.95 +3.08%)

CME日経平均先物 26990(大証終比:+260 +0.96%)

きょうのNY株式市場は大幅反発。ダウ平均は一時600ドル超上昇している。先週までの米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)など重要指標を通過して、値ごろ感の買い戻しが活発に入っているようだ。下落した株を買い戻したうえで、金利上昇やインフレ進行によって企業が受ける圧力の大きさを見極めようとしているとの解説も聞かれる。

きょうはバンカメ<BAC>が取引開始前に第3四半期の決算を発表していたが、先週のJPモルガン<JPM>やシティ<C>同様に金利上昇による利息収入が業績を支えている。株価もポジティブな反応を示し、市場の雰囲気をサポートしているようだ。

ウォール街で最も弱気派の一人として知られるストラテジストから、企業業績の大変調や正式なリセッション(景気後退)入りがない中で、米国株は短期的な上昇への機が熟しているとの主張が聞かれた。S&P500は今年に入り25%下落し、200日線での本格的な下値支持線が試されたと指摘。これがテクニカルな株価回復につながる可能性があるとの見方を示した。ただ、あきまで弱気相場の中での反転の範囲で、長期的な弱気姿勢は維持している。

IT・ハイテク株を始め、銀行、エネルギー、産業なども上昇し、全面高の展開。

バンカメ<BAC> 33.38(+1.68 +5.30%)

アップル<AAPL> 141.15(+2.77 +2.00%)

マイクロソフト<MSFT> 236.30(+7.74 +3.39%)

アマゾン<AMZN> 112.77(+5.87 +5.49%)

アルファベットC<GOOG> 100.78(+3.60 +3.70%)

テスラ<TSLA> 219.02(+14.03 +6.84%)

メタ・プラットフォームズ<META> 132.49(+5.73 +4.52%)

AMD<AMD> 57.96(+2.02 +3.61%)

エヌビディア<NVDA> 118.16(+5.89 +5.25%)

ツイッター<TWTR> 50.56(+0.11 +0.21%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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