ベーカー・ヒューズが決算受け上昇　サプライチェーンの最悪期を脱する＝米国株個別

油田サービスのベーカー・ヒューズ<BKR>が上昇。取引開始前に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。同社はサプライチェーンの最悪期を脱し、石油・ガス価格の高騰を背景にした掘削作業員や機器の需要増に対応できるようになったと発表。

シモネリＣＥＯは声明で「今年は弊社にとっていくつかの課題が示されたが、２０２３年に向けて主要課題の多くは解決を見込む。インフレとドル高にもかかわらず、石油・ガスの見通しは引き続きポジティブと捉えている」と述べた。

（７－９月・第３四半期）

・1株利益（調整後）：0.26ドル（予想：0.25ドル）

・売上高：53.7億ドル（予想：54.4億ドル）

油田サービス：28.4億ドル（予想：28.3億ドル）

油田機器：5.61億ドル（予想：5.30億ドル）

ターボマシナリー＆プロセスソリューション：14.4億ドル（予想：15.4億ドル）

デジタルソリューション：5.28億ドル（予想：5.36億ドル）

・受注：60.6億ドル（予想：56.1億ドル）

・FCF（調整後）：4.17億ドル（予想：4.97億ドル）

（NY時間10:04）

ベーカー・ヒューズ<BKR>　25.66（+1.48　+6.12%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美