アジア株 上海株は3日続落、香港株は11年ぶり安値 景気減速にゼロコロナ長期化 北京や深セン市で規制再強化

市況
2022年10月20日 11時20分

アジア株 上海株は3日続落、香港株は11年ぶり安値 景気減速にゼロコロナ長期化 北京や深セン市で規制再強化

東京時間11:05現在

香港ハンセン指数   16045.18(-466.10 -2.82%)

中国上海総合指数  3018.47(-25.55 -0.84%)

台湾加権指数     12727.25(-249.51 -1.92%)

韓国総合株価指数  2204.76(-32.68 -1.46%)

豪ASX200指数    6721.40(-78.66 -1.16%)

アジア株は全面安、きのうの米株下落を受け売り優勢で始まった。10%を超える英CPIや米FRB高官のタカ派発言を受け、世界的な金融引き締め継続が懸念されている。

上海株は3営業日続落、重要指標発表の見送りやゼロコロナ長期化が懸念されている。共産党大会に配慮しGDPや貿易統計など9月の中国指標の公表が延期された。ゼロコロナなどを受け、9月は総じて弱い内容となったことがうかがえる。習近平国家主席のイメージ悪化を防ぐためにも、党大会中は公表される可能性は低い。共産党大会は22日に閉幕する。

広州市や深セン市、北京市の一部で再びコロナ規制が強化されている。習近平国家主席はゼロコロナ達成に執念を燃やしていることから、来年も厳しいコロナ規制が続く可能性があり、長引く不動産不況やウクライナ情勢、世界的な金融引き締めを受け、中国の景気鈍化が不安視される。

香港株は続落、2011年10月以来の安値をつけている。このまま行けば終値ベースで2009年以来、13年ぶり安値をつける。アリババやバイドゥ、JDドットコム、美団にネットイース、テンセントホールディングスなどハイテク関連の下げがきつい。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も安い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.