サンラン、金利上昇の逆風でアナリストが投資判断引き下げ 株価はプラスに転じる=米国株個別
アナリストが太陽光パネルのサンラン<RUN>の投資判断を「中立」に引き下げた。金利上昇の逆風を理由に挙げている。インフレ抑制策と公共料金上昇で強い需要はあるものの、資金調達コストとバリュエーションへの影響は無視できないという。
以前にも金利上昇局面では住宅用太陽光発電関連銘柄の保有は難しいと言及したことがあるが、金利とクレジット市場の安定化の兆候を確認する必要があるとしている。現在のフェアバリューは24-29ドル程度と見ているようだ。
ただ、株価は取引開始直後こそ売りが先行したものの、全体相場の堅調を受けて買い戻しが膨らみ、プラスに転じている。
(NY時間10:21)
サンラン<RUN> 20.52(+0.12 +0.58%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美