NY為替:米利上げ観測が一段と強まる、ドル・円は一時150.29円

通貨
2022年10月21日 6時48分

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円56銭へ弱含んだのち150円29銭まで上昇し、150円15銭で引けた。対ポンドでのドル売りや英国債相場の上昇に連れ長期金利が一時低下したことに伴うドル売りが先行した。そののち、先週分新規失業保険申請件数が予想外に前週から減少したほか、中古住宅販売件数もほぼ予想に一致、さらに、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受け米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測がさらに強まると、長期金利が大幅上昇に転じドル買いが加速。

ユーロ・ドルは0.9845ドルまで上昇後、0.9773ドルまで反落し、0.9787ドルで引けた。ユーロ・円は146円60銭から147円30銭まで上昇。ポンド・ドルは1.1336ドルまで上昇後、1.1202ドルまで反落。英トラス首相の辞任発表を受け財政悪化懸念が後退、同国の金融資産市場の回復に伴うポンド買いが一段と強まった。その後、米金利上昇に伴うドル買いに押された。ドル・スイスは0.9995フランまで下落後、1.0050フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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