テラドック・ヘルスが決算受け上昇 EBITDAが予想上回る=米国株個別

材料
2022年10月28日 2時50分

医療助言サービスを手掛けるテラドック・ヘルス<TDOC>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を若干上回り、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなかった、EBITDAは予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の予想レンジの幅を従来から狭めた。

アナリストは「堅調な第3四半期業績と、ガイダンスを達成可能な範囲に調整したことで、第4四半期の株価上昇に道を開いた」と強調。「2月に発表される2023年のガイダンスが次のカタリストだが、最後の弱気相場になる可能性がある」とも指摘した。

ただ、「同社はベター・ヘルプ・ブランドを通じて消費者やマクロ環境の圧力にさらされている。そのため、特に今後1年間は依然としてリスクが残っている」とも警告している。

(7-9月・第3四半期)

・1株損益:-0.45ドル(予想:-0.55ドル)

・売上高:6.11億ドル(予想:6.10億ドル)

・粗利益率(調整後):69.6%(予想:68.3%)

・EBITDA(調整後):5120万ドル(予想:3990万ドル)

・訪問者数:457万人(予想:480万人)

・アクセス手数料:6560万ドル(予想:6820万ドル)

(10-12月・第4四半期見通し)

・1株利益:-0.10~-0.40ドル

・売上高:6.25~6.40億ドル(予想:6.36億ドル)

・EBITDA(調整後):8800~9800万ドル(予想:9180万ドル)

・訪問者数:470~490万人(予想:510万人)

(通期見通し)

・1株利益:-61.10~-61.40ドル(従来:-61.00~-62.00ドル)

・売上高:24.0~24.1億ドル(従来:24.0~25.0億ドル)(予想:24.0億ドル)

・EBITDA(調整後):2.40~2.50億ドル(従来:2.40~2.65億ドル)(予想:2.32億ドル)

・訪問者数:1840~1860万人(予想:1880~1930万人)(予想:1820万人)

(NY時間13:40)

テラドック・ヘルス<TDOC> 28.59(+1.85 +6.92%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.