ダウ平均は6日続伸、ハイテクの買い目立ちナスダックは2.87%高に=米国株概況
ダウ平均は6日続伸、ハイテクの買い目立ちナスダックは2.87%高に=米国株概況
きょうのNY株式市場でダウ平均は6日続伸。800ドル以上の大幅高となった。 終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が828.52ドル高の3万2861.80ドル、ナスダック総合指数が309.78高の1万1102.45、S&P500が93.76高の3901.06。
東京午後からロンドン午後にかけて上昇していた米国債利回りが、米株式市場のオープン前に下落に転じ、4.04%台から3.94%台まで低下する中で、株高の動きに。米債利回りはその後4.02%台まで買い戻しが入ったが、株高傾向は変わらず。
寄り付きは注目株の明暗が分かれる展開。27日の米株式市場引け後の決算発表で、アマゾンが期待外れとなり、時間外で大きく下げた一方、アップルが堅調な結果となり時間外で上昇。半導体大手インテルなどの株高も目立つ中で、全体としてはプラス圏でのスタート。
その後もじりじりと株高が進む展開。ハイテク関連の株高が目立つ中で、ナスダックはダウ平均以上に買われており、2.87%高となっている。
個別銘柄を見ると、木曜日の決算発表後、時間外で一時20%の下げとなったアマゾンは、11%安で始まり、その後もマイナス圏推移が続いたが、下げ幅自体は縮小しており、6.8%安で引けた。
積極的なコスト削減方針が好感された半導体大手インテルは、10.66%高に。決算が好調でアップルは7.56%高となった。
その他GAFA関連ではアルファベット(グーグル)、エヌビディアが大幅に買われている。
その他の銘柄では第4四半期の見通し改善などでアナリストが株価予想を引き上げたソーシャルネットワークサービスのピンタレストが13.75%の大幅高。
ホリデーシーズンの売上への懸念から一時12%安となる場面が見られたEコマース及びクラウドサービスのアッヴィは3.84%安まで下げ幅を縮めた。
同じくホリデーシーズンの売上への警戒感から12%下げていた子供服のカーターズは5.1%安に。
インテル 29.07(+2.80 +10.66%)
アッウ゛ィ 147.61(-5.89 -3.84%)
カーターズ 69.81(-3.75 -5.10%)
ピンタレスト 24.90(+3.01 +13.75%)
アルファベット(C) 96.58(+3.98 +4.30%)
アマゾン 103.41(-7.55 -6.80%)
エヌビディア 138.34(+6.58 +4.99%)