決算マイナス・インパクト銘柄【東証スタンダード・グロース】引け後 … 川本産業、ザイン、サイバネット　(11月2日発表分)

特集

2022年11月4日 15時22分

―決算で売られた銘柄！下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の11月1日から2日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　Ｊ－ＭＡＸ <3422>

23年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→26億円(前期は26.7億円)に13.3％下方修正し、一転して2.9％減益見通しとなった。

▲No.2　サイバネット <4312>

22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比59.4％減の10.9億円に大きく落ち込み、通期計画の18億円に対する進捗率は61.0％にとどまり、5年平均の85.7％も下回った。

▲No.4　北陸ガス <9537>

23年3月期の連結経常利益を従来予想の11.4億円→5.1億円(前期は13.3億円)に55.3％下方修正し、減益率が14.6％減→61.8％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率　発表日　決算期　経常変化率

<3422> Ｊ－ＭＡＸ　　東Ｓ　 -12.85 　 11/ 2　　上期　　　-38.62

<4312> サイバネット　東Ｓ　 -10.77 　 11/ 2　　　3Q　　　-59.38

<6769> ザイン　　　　東Ｓ　　 -6.49 　 11/ 2　　　3Q　　　 81.51

<9537> 北陸ガス　　　東Ｓ　　 -2.03 　 11/ 2　　上期　　　　黒転

<9059> カンダ　　　　東Ｓ　　 -1.50 　 11/ 2　　上期　　　 -7.17

<7857> セキ　　　　　東Ｓ　　 -1.19 　 11/ 2　　上期　　　 40.66

<5104> 日東化工　　　東Ｓ　　 -0.52 　 11/ 2　　上期　　　-75.68

<6322> タクミナ　　　東Ｓ　　 -0.34 　 11/ 2　　上期　　　 11.65

<3604> 川本産業　　　東Ｓ　　 -0.18 　 11/ 2　　上期　　　-17.87

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。

「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース

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