仮想通貨関連株の下げ続く 米当局がFTXと関連事業を調査と伝わる=米国株個別

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2022年11月10日 2時13分

きょうも仮想通貨関連株の下げが続いている。ビットコインの下げに連れ安となっているようだ。暗号資産交換業者バイナンスが競合のFTXを買収する可能性が明らかになり、業界全体を覆う流動性ひっ迫が最大手の一角にも及んでいる状況を浮き彫りにしている。ただ、バイナンスの趙長鵬CEOは従業員宛ての文書で、「FTX買収の基本計画はないとしつつ、競合する暗号資産交換業者の破たんは業界の誰にとっても良くない」と説明した。

ブルームバーグによると、FTXの顧客は不安に突き動かされ、わずか4日間のうちに4億3000万ドル相当のビットコインを引き出したという。クリプトクオントのデータによると、FTXは6日に入る時点で2万枚余りを保有していたが、同社の財務健全性に懸念が生じた9日までに、保有枚数はほぼゼロに減少したとしている。

これらを受けて、米当局がFTXと関連事業を調査するとも伝わっている。

(NY時間12:02)

コインベース<COIN> 46.90(-3.93 -7.73%)

ライオット<RIOT> 5.03(-0.30 -5.63%)

マイクロストラテジー<MSTR> 187.51(-24.33 -11.49%)

ビットコイン(ドル)(NY時間12:03)

1ビットコイン=17022.87(-1675.76 -8.96%)

ビットコイン(円建・参考値)(NY時間12:03)

1ビットコイン=2487552(-244862 -8.99%)

※円はドル円相場からの計算値

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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