NY為替:米CPIを警戒、長期金利上昇でドル反発

通貨
2022年11月10日 6時56分

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、145円80銭から146円80銭まで上昇し、146円55銭で引けた。重要なインフレ指標である10月消費者物価指数(CPI)発表控えた警戒感や低調な10年債入札結果を受けた長期金利上昇に伴いドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.0086ドルまで上昇後、0.9993ドルまで下落し、1.0011ドルで引けた。露ショイク国防相がウクライナ南部へルソン州からの撤退を命令との報道でロシア軍の弱体化を示すとユーロ買いに繋がった。同時に、ロシア側からの発表への疑惑も高まりユーロ売りが再開。さらに、米長期金利上昇に伴うドル買いに押された。ユーロ・円は146円49銭から147円10銭のレンジで上下に振れた。ポンド・ドルは1.1463ドルから1.1334ドルまで下落。ハント財務相が計画している財政策がかなり景気に厳しいものになるとの見方にポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9801フランへ下落後、0.9866フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.