NY外為:ドル・円、日本当局介入時以来の円高・ドル安更新、FRB高官も利上げ減速姿勢で

通貨
2022年11月11日 1時39分

NY外為市場では引き続きドル売りが優勢となった。10月CPIの予想以上の鈍化に加え、連邦準備制度理事会(FRB)も利上げペース減速を示唆。

サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は参加したイベントで10月CPIは歓迎すべきひとつの結果に過ぎないとしインフレを目標値の2%達成しなければならないと主張。現状の金利3.75%-4%レンジは緩やかな引き締めで、十分に景気抑制的な水準達成を目指すうえで、緩やかなアプローチに支持を表明。さらに、ローガン米ダラス連銀総裁もCPIの鈍化を歓迎すべきで利上げペースの減速が適切になるとの考えを示した。

ドル・円は146円から141円47銭まで下落し日本政府・日銀が円買い介入した9月22日来の円高・ドル安を更新。ユーロ・ドル0.9950ドルから1.0185ドルまで上昇し高止まり。ポンド・ドルは1.14ドルから1.1686ドルまで上昇した。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.