マイクロンの発表で半導体関連株の下げ目立つ=米国株個別

材料
2022年11月17日 2時52分

きょうは半導体関連株の下げが目立っている。きょうのマイクロン・テクノロジー<MU>の発表を嫌気している模様。マイクロンは、市場の状況に応じてDRAMとNANDウエハーの生産を7-9月期(第4四半期)と比較して約20%削減すると発表した。2023年の市場見通しが弱くなっている事を要因に挙げている。

DRAMビット供給量を縮小させる必要があり、NANDビット供給量も以前の予測より大幅に削減する必要があるとしている。同社は追加の設備投資削減に向けても動いている。9月には年度内に30%の支出を削減すると発表していた。

同社のメロトラCEOは「在庫の規模を制限するために、大胆かつ積極的な措置をとっている。今後も業界の状況を監視し、必要に応じてさらなる調整を行う」と述べていた。

世界のチップメーカーは、在宅勤務のトレンドがコンピュータや他の消費者向け技術の需要を煽ったパンデミックの間に高値で推移していた。しかし、インフレと景気後退への懸念、それにオフィスへの回帰が購買意欲を減退させている。そのため、メモリーの顧客は未使用のチップの在庫を抱えたままになっている。ここ数週間、大手のメモリー・チップメーカーのほぼすべてが、供給過剰と価格下落を警告し、設備投資を削減する時期が来たと言及している。

(NY時間12:41)

マイクロン<MU> 59.33(-3.77 -5.97%)

エヌビディア<NVDA> 161.95(-4.71 -2.83%)

AMD<AMD> 73.20(-3.17 -4.15%)

インテル<INTC> 29.68(-1.03 -3.35%)

クアルコム<QCOM> 121.37(-4.65 -3.69%)

ブロードコム<AVGO> 515.28(-9.14 -1.74%)

アプライド<AMAT> 105.71(-4.75 -4.30%)

ラムリサーチ<LRCX> 461.87(-28.87 -5.88%)

KLA<KLAC> 372.19(-13.36 -3.47%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.