株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物はボリンジャーバンド+1σレベルで底堅さが見られる

市況
2022年11月17日 12時14分

日経225先物は11時30分時点、前日比120円安の2万7920円(-0.42%)前後で推移。寄り付きは2万7910円と、シカゴ日経平均先物(2万7920円)にサヤ寄せする形で、売り先行で始まった。その後、2万7890円まで売られたものの、ナイトセッションでつけた安値は割り込まず、中盤には買い戻しにより2万8020円まで下落幅を縮める動きが見られた。ただし、プラス圏を回復することができなかったため、終盤にかけては再び寄り付き水準まで売られる流れとなった。

日経225先物は、ボリンジャーバンドの+1σやオプション権利行使価格の2万7875円水準での底堅さが見られた一方で、上値は5日移動平均線を超えられず、2万8000円を挟んだ狭いレンジでの推移である。マイクロン・テクノロジー<MU>の生産削減計画が嫌気されて、東京エレクトロン <8035> [東証P]など値がさハイテク株に売りが先行したが、売り一巡後は下げ渋りを見せているほか、グローベックスの米株先物が横ばいで推移しているため、ショートも仕掛けづらくさせている。なお、 NT倍率は先物中心限月で14.19倍に低下した。日経225先物はボリンジャーバンドの+1σレベルでの底堅さが見られるなか、リバウンドを狙ったNTロングは入りそうだ。

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