アマゾンが劇場公開用の映画に年10億ドル投資へ 映画館株が買われる=米国株個別

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2022年11月24日 2時52分

アマゾン<AMZN>が劇場公開用の映画に年10億ドルの投資を計画していると伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。インターネット企業による映画館への取り組みとしては最大規模となる。

アマゾンは劇場公開される映画を年間12本から15本製作することを目指しているという。アマゾンは来年に映画を劇場公開し、時間をかけてその数を増やしていく予定。

ストリーミング配信企業はオリジナル映画の大半を映画館での公開を避け、あるいは従来の映画スタジオよりも公開期間やスクリーンの数を少なくしてきた。特にネットフリックス<NFLX>は、家庭での視聴のために週1本以上の映画を公開し、映画館を苦しめている。

アマゾンはネットフリックスよりは劇場公開に前向きだが、オリジナル映画にはまだそれほど資金を投じていない。ネットフリックスが年100本近い映画を公開するのに対し、アマゾンはわずか数十本、多くは英語以外の言語で出している。

このニュースは映画館運営会社の株価も押し上げ、AMC<AMC>、シネマーク<CNK>が買われている。

(NY時間12:41)

アマゾン<AMZN> 93.57(+0.37 +0.39%)

AMC<AMC> 7.91(+0.59 +8.08%)

シネマーク<CNK> 13.66(+1.39 +11.33%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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