東京株式(前引け)=続伸、先物主導で上値追い続く

市況
2022年11月24日 11時44分

24日前引けの日経平均株価は前営業日比332円84銭高の2万8448円58銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億335万株、売買代金概算は1兆8183億円。値上がり銘柄数は1583、対して値下がり銘柄数は200、変わらずは53銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック指数など主要株価指数が上値指向を続けたことを受け、リスクを取る動きが優勢となった。FRBによる金融引き締めが鈍化することへの期待が株価を押し上げる展開。米長期金利の低下がハイテク株セクターに追い風となっている。日経平均は先物主導で寄り付きから高く、取引時間中も目先筋の利益確定売りをこなし2万8000円台半ばで頑強な値動きを続けた。TOPIXは8月中旬以来約3カ月ぶりに2000の大台に乗せている。プライム市場の86%強の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。

個別ではレーザーテック<6920>が2000億円を超える売買代金をこなし株価も大幅高となったほか、東京エレクトロン<8035>も買われた。塩野義製薬<4507>が活況高、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも高い。三菱商事<8058>が上昇し、キーエンス<6861>も物色人気。エムアップホールディングス<3661>が値上がり率トップに買われ、ハブ<3030>も値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、三菱重工業<7011>もやや売りに押される展開。今仙電機製作所<7266>が利食われ、日揮ホールディングス<1963>も軟調。

出所:MINKABU PRESS

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