<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2022年11月25日

市況
2022年11月25日 17時02分

今週の日経平均終値は2万8283円で、前週末比383円高でした。

今週の日経平均は2週ぶりに反発し、早くも先週の下げ分(363円安)を埋めてまいりました。週間高値もわずかではありますが更新しており、緩やかながらも安定上昇基調を維持している様子がうかがえます。先々週に週間で1000円以上も上昇した際、13週、26週、52週移動平均線をいっぺんに「陽線飛び越え」した流れが生きており、買い方と売り方のバランスはほぼ前者有利に傾いています。10月安値(2万5621円)まででインフレや金利高を嫌気した売りは短期、中期的に出尽くしており需給は年内いっぱいは良好でしょう。ただ、景気回復がまだら模様で円安メリットも目先一服となっている現状で、今よりリスクマネーの流入が増えるかはまだ不明です。「強気相場は懐疑の中で育つ」の状況か、やはりインフレで景気回復が遅れるのか、指数が年初来高値圏に近づくほど見極めの難しさも増してきます。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.