ロシア産原油の取引価格がEU協議中の上限レンジを既に下回る=米国株個別

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2022年11月26日 0時23分

EU内ではロシア産原油に課す上限価格を巡って交渉が続いているが、EU加盟国が今週議論している上限価格は1バレル65-70ドル前後で、現在の取引価格をほぼ確実に上回るという。EUが設定する上限価格は、米国や日本などG7の構成国も採用が見込まれる。上限価格を上回る価格で購入した場合は、ギリシャを含む欧州のタンカーや保険にアクセスできなくなる。

ロシア西部の主要輸出ターミナルの2つで取引されているロシア産原油は1バレル52ドル前後で推移している。65-70ドルで上限価格が合意されれば、ロシアは原油販売価格を引き上げることができ、輸出に必要な船舶へのアクセスも確保できる可能性がある。

きょうのエネルギー関連株は底堅い値動き。

(NY時間10:12)

エクソンモービル<XOM> 114.35(+0.74 +0.65%)

シェブロン<CVX> 184.33(+0.09 +0.05%)

コノコフィリップス<COP> 127.44(+0.70 +0.55%)

ハリバートン<HAl> 36.67(+0.11 +0.30%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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