野村総研は大幅続落、ジャフコGと野村の保有株売り出しで需給悪化懸念

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2022年11月28日 10時52分

野村総合研究所<4307>は大幅続落している。前週末25日取引終了後、主要株主であるベンチャーキャピタル大手ジャフコ グループ<8595>の全保有株と、野村ホールディングス<8604>の一部保有株の売り出しを発表した。これを受け、株式需給が悪化するとの懸念が広がった。

ジャフコGの保有する2396万8100株と、野村の保有する1300万株の合計で3696万8100株を売り出す。売り出し価格は12月5日から7日までのいずれかの日に決定する。需給状況に応じ、上限554万5200株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。

 一方、野村総研は取得総数800万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.35%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いを実施するとも発表した。取得期間は12月23日から2023年3月31日まで。

ジャフコGは、野村総研の株式売却によって得た資金を自社株買いに投じる方針。同社はこの自社株買いについて、投資ファンドのシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)や、同社の親会社の株主とされる村上世彰氏との間で、一定の条件付きでシティらが保有するジャフコG株を応募する契約を結んだとしている。

出所:MINKABU PRESS

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