博報堂DYが一時4%超す下げ、東京五輪巡る談合疑惑で家宅捜索と報じられる
博報堂DYホールディングス<2433>が朝高後は下げに転じ、一時4%を超す下げとなった。東京オリンピック・パラリンピックのテスト大会に関する業務の談合疑惑を巡り、この日の午前10時ごろ、東京地検特捜部と公正取引委員会が新たに同社傘下の博報堂などに家宅捜索に入ったと伝わった。報道を嫌気した売りが膨らみ、下げ幅を拡大した。
複数のメディアによると、この日東京地検特捜部などが家宅捜索に入ったのは、博報堂DYのほか、東急エージェンシー(東京都港区)とセイムトゥー(同千代田区)、フジクリエイティブコーポレーション(同江東区)。25日には、電通グループ<4324>傘下の電通本社やセレスポ<9625>などに家宅捜索に入ったと伝わっていた。