高千穂交易が4日ぶり反発、独ガススプリングメーカーと代理店契約を締結
高千穂交易<2676>が4日ぶりに反発した。29日取引終了後、ガススプリングメーカーである独SUSPAグループと国内代理店契約を締結したと発表。これをポジティブに受け止めた投資家の買いが入った。
高千穂交易はこれまで国内メーカーのガススプリングを医療機器や冷蔵ショーケースなど様々な市場向けに提供してきたが、標準品での販売が主流だった。SUSPAグループと同社の中国子会社との代理店契約を締結することで、自動車向けの採用実績のある高品質なガススプリングを、カスタマイズ製品として小ロット、短納期で提供できるようになるという。
今後はバスや鉄道の座席シートや農業機械、産業機器などに向け拡販を図り、24年度に5億円の売り上げを目指すとしている。