穏やかな景気後退見込む 個人消費はサービスにシフトも、モノの取引が引き続き成長高める

市況
2022年12月1日 5時56分

来年の米経済について、設備投資と個人消費の低迷により、リセッション(景気後退)に陥るとの見方が出ている。インフレについては、来年の第4四半期までに3.2%まで低下すると予想。FRBについては、3月までに政策金利を5.00-5.25%まで引き上げ、来年の12月から利下げに転じると予想している。また、利下げ開始と同時にバランスシート縮小も終了すると見ているようだ。

しかし、景気後退は比較的穏やかに留まるとも予想。今回の景気後退は、循環的観点から、異例の動きが同時に起こる可能性があるという。個人消費はサービスにシフトするものの、モノの取引は引き続き成長を高め、自動車メーカーは需要の減速を利用して意図的に在庫の積み増しを行うと見込んでいる。経験則から、これら2点が比較的穏やかな景気後退に留まると見込む要因だと説明している。

出所:MINKABU PRESS

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