本日注目すべき【好決算】銘柄 ACCESS、シキボウ、JSB (30日大引け後 発表分)

注目
2022年12月1日 7時01分

11月30日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ACCESS <4813> [東証P]  ★8-10月期(3Q)経常は7四半期ぶりに黒字浮上

◆23年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は12.7億円の赤字(前年同期は23億円の赤字)に赤字幅が縮小して着地。直近3ヵ月の8-10月期の同損益は4.2億円の黒字と7四半期ぶりの黒字に浮上した。

IoT事業で旺盛なDX需要を背景に受託開発案件の引き合いが増加したほか、ネットワーク事業ではホワイトボックスソリューション「OcNOS」の新規受注が大きく伸びた。円安による為替差益を計上したことも赤字縮小につながった。

シキボウ <3109> [東証P]  ★今期最終を14%上方修正、配当も10円増額

◆23年3月期の連結最終利益を従来予想の14億円→16億円に14.3%上方修正。増益率が29倍→33倍に拡大する見通しとなった。投資有価証券売却益4億円が発生する一方、子会社株式譲渡損失12億円を計上する。これに伴う税金費用の減少と売却による繰延税金資産の計上が上振れの要因となる。

併せて、期末一括配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。配当利回りは5.69%に上昇。

JSB <3480> [東証P]  ★前期経常を8%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額

◆22年10月期の連結経常利益を従来予想の57.4億円→61.8億円に7.7%上方修正。増益率が10.3%増→18.9%増に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。賃貸入居需要の繁忙期に収益基盤となる物件管理戸数が増加するとともに、高水準の入居率を確保したことが上振れの要因。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の36円→44円(前の期は35円)に増額修正した。

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