ACCESSはS高カイ気配、11四半期ぶり最終黒字を好感
ACCESS<4813>はストップ高カイ気配。11月30日の取引終了後に23年1月期第3四半期累計(2~10月)の決算を発表し、最終損益は前年同期から赤字幅縮小となる13億4600万円の赤字で着地した。四半期ベースでみると直近8~10月期の同損益は11四半期ぶりに黒字に転換しており、これを好感した買いが膨らんでいる。
2~10月期の売上高は前年同期比64.6%増の95億4500万円だった。各種IoTソリューションなどを提供するIoT事業において受託案件が増加したほか、ネットワーク機器向けソフトウェアを手掛けるネットワーク事業で新規受注が増加し、売上高を伸ばした。増収に伴い営業損失が縮小したことや、為替差益の計上により、最終損益は改善した。なお、通期見通しは据え置いている。