ダラー・ゼネラルが決算受け下落 サプライチェーン問題で1株利益見通し下方修正=米国株個別

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2022年12月2日 5時02分

ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が下落。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。ただ、ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを下方修正したことが嫌気されている。サプライチェーンのコスト上昇と、顧客の消費が収益性の低い消耗品にシフトしていることが背景。

今回の決算を受けてアナリストは「経営が好調な同社が執行上の問題でつまずくのは珍しい。今回のガイダンスの下方修正は確かに失望した。しかし、この問題は一過性のものであり、同社は消費環境の悪化に対応できる好位置にあると見ている」と指摘した。

(8-10月・第3四半期)

・既存店売上高:6.8%(予想:5.8%)

・1株利益(調整後):2.33ドル(予想:2.54ドル)

・売上高:94.6億ドル(予想:94.3億ドル)

・粗利益率(調整後):30.5%(予想:31.2%)

・営業利益:7.35億ドル(予想:7.83億ドル)

・商品在庫:28.4%増

(通期見通し)

・既存店売上高:4.0~4.5%の上限付近(予想:4.1%)

・1株利益:7~8%増(従来:12~14%増)

・売上高:約11%増

(NY時間14:52)

ダラー・ゼネラル<DG> 235.09(-20.59 -8.05%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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