株価指数先物【昼のコメント】 円高をトリガーにアルゴリズム発動、ショートの動き強まり25日線を下回る

市況
2022年12月2日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日比540円安の2万7710円(-1.91%)前後で推移。寄り付きは2万8030円と、シカゴ日経平均先物(2万8010円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。寄り付き直後につけた2万8060円を高値にショートが強まり、一気に2万7800円を割り込んだ。いったんは2万7760円~2万7860円辺りで下げ渋ったが、再びショートが強まると、終盤にかけて2万7660円まで下げ幅を広げた。

日経225先物は2万8000円辺りでの底堅い値動きが期待されていたなか、為替市場での円高をトリガーにアルゴリズムが発動したとみられ、ショートが強まった。これまでの上昇トレンドラインの下限に位置する25日移動平均線まで下げたところで、いったん下げ渋る動きも見られたが、円相場が一時1ドル=135円00銭まで円高に振れるなか、ショートが勢いづく格好だった。ただし、75日線に接近してきたほか、前引けのTOPIXが2%を超える下落となったことで日銀によるETF買い入れも意識されやすく、次第に底堅さを見せそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.26倍まで上昇し、上値抵抗線として意識されている75日線に接近してきており、リバランスに伴う動きは継続している。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.