ヴィーバが決算受け下落 第4四半期の見通しが予想下回る=米国株個別

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2022年12月3日 0時15分

クラウドベースのソフトウエア開発のヴィーバ・システムズ<VEEV>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。

ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスで第4四半期の1株利益、売上高が予想を下回る見通しを示したことが嫌気されている。通期については1株利益は上方修正したものの、売上高については従来の見通しを据え置いた。

アナリストからは「第3四半期は好調な数字を示したが、通期のサブスクリプション収入とビリング(未収請求を考慮した売上高)の見通しが下方修正されたことは、若干のマイナスとみなされるだろう」と述べた。

(8-10月・第3四半期)

・1株利益(調整後):1.13ドル(予想:1.08ドル)

・売上高:5.52億ドル(予想:5.46億ドル)

サブスク:4.42億ドル(4.44億ドル)

・粗利益率(調整後):75.1%(予想:74.8%)

・営業利益率(調整後):39.7%(予想:38.5%)

(11-1月・第4四半期見通し)

・1株利益(調整後):1.05ドル(予想:1.08ドル)

・売上高:5.51~5.53億ドル(予想:5.61億ドル)

サブスク:4.52億ドル

(通期見通し)

・1株利益(調整後):4.19ドル(従来:4.17ドル)(予想:4.16ドル)

・売上高:21.4~21.5億ドルに据え置き(予想:21.4億ドル)

サブスク:17.25億ドル

(NY時間10:05)

ヴィーバ・システムズ<VEEV> 177.02(-14.41 -7.53%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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