FRBにはまだやるべきことがあるとの指摘も=米国株

市況
2022年12月3日 2時19分

NY株式2日(NY時間12:09)

ダウ平均   34346.34(-48.67 -0.14%)

ナスダック   11411.88(-70.57 -0.61%)

CME日経平均先物 27775(大証終比:+15 +0.05%)

米株式市場は買い戻しの動きが活発化しており、ダウ平均も下げ渋る動きが出ている。この日の米雇用統計が予想以上に強い内容となったことで売りが先行した。ダウ平均は一時355ドル安まで下落していたものの、売り一巡後は押し目買いも活発に入っている。

この日の米雇用統計を受けて短期金融市場では、12月FOMCでの0.50%ポイント利上げの見方までは変えておらず、75%程度の確率で推移してる。ただ、ターミナルレート(最終到達点)は、前日の5.00%以下から5.00ー5.25%水準に上昇させている状況。

本日の米雇用統計を受けて米大手銀からは、FRBはまだやるべきことがあり、市場の織り込みよりも高いターミナルレート(最終到達点)を検討する必要があると指摘している。

リスク管理の観点から、利上げペースは緩めることが適切と思われるが、労働市場が依然タイトなことから、インフレを持続的に低下させるためには、FRBはより多くのことを行う必要があるという。

ただ、労働市場の勢いが続いていることから、リスクは上方に傾いているが、来年3月までにターミナルレート(最終到達点)が5.00-5.25%と引き続き予想しているとも述べた。

アップル<AAPL> 146.68(-1.63 -1.10%)

マイクロソフト<MSFT> 253.25(-1.45 -0.57%)

アマゾン<AMZN> 94.60(-0.90 -0.94%)

アルファベットC<GOOG> 100.37(-0.91 -0.90%)

テスラ<TSLA> 192.66(-2.04 -1.05%)

メタ・プラットフォームズ<META> 122.80(+2.36 +1.96%)

AMD<AMD> 74.94(-2.54 -3.28%)

エヌビディア<NVDA> 166.96(-4.39 -2.56%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.