米雇用トレンド指数は伸び減速を示唆
コンファレンスボードがこの日発表した11月の雇用トレンド指数は117.65と、10月の修正値118.74から低下した。2カ月連続の低下となり、足元の労働市場の力強さが長続きしないことを示唆した。
コンファレンスボードは、「高水準を維持しているものの、低下傾向は今後の雇用の伸びの鈍化を示唆している」と指摘した。その上で「構成要素で先行指標でもある派遣労働者数が4カ月連続で減少していることは、2023年に向けて雇用の伸びが鈍化する可能性を示す前兆と言える」とも述べた。