東京株式(大引け)=326円高と3日ぶり急反発、主力ハイテク株が買われる

市況
2022年12月9日 15時41分

9日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに急反発。半導体関連など主力ハイテク株に買いが入り2万7900円台に上昇した。

大引けの日経平均株価は前日比326円58銭高の2万7901円01銭。プライム市場の売買高概算は11億2588万株。売買代金概算は2兆9321億円となった。値上がり銘柄数は1387と全体の約76%、値下がり銘柄数は372、変わらずは77銘柄だった。

前日の米株式市場は、新規失業保険申請件数が増加し利上げペース減速に向けた期待が浮上したことを受け、NYダウが183ドル高と上昇した。中国でのゼロコロナ規制の緩和に向けた動きも好感された。この流れを受けた、この日の東京市場も買い先行の動きとなった。半導体関連など値がさ株が上昇し、日経平均株価を押し上げた。ただ、今晩に米11月卸売物価指数(PPI)の発表が予定されていることから、買い一巡後は様子見姿勢が強まり、高値圏での一進一退となった。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が高く、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>もしっかり。ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>が堅調で、トヨタ自動車<7203>やダイキン工業<6367>が値を上げた。三菱商事<8058>や伊藤忠商事<8001>、三井物産<8031>など商社株が買われた。

半面、エーザイ<4523>や第一三共<4568>が軟調。原油価格の下落を受けINPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>が値を下げた。積水ハウス<1928>は、第3四半期の決算は増益だったものの材料出尽くし感から売りが膨らみ値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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