10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 24社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証プライム上場企業では503銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値とされる1倍を下回る銘柄に注目した。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは9日現在)
なお、11日(日)16時00分に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<2982> ADWG 15500 26.9 825 0.45
<7180> 九州FG 39000 48.0 36500 0.26
<6165> パンチ 40700 2.1 3070 0.48
<4220> リケンテクノ 47700 10.3 7600 0.50
<9310> トランシティ 50100 1.6 8500 0.44
<8999> グランディ 55400 0.3 3820 0.64
<6480> トムソン 58100 44.2 10800 0.60
<8158> ソーダニッカ 60900 35.9 2110 0.54
<2796> ファマライズ 66600 2.9 1561 0.98
<3289> 東急不HD 69900 11.2 81000 0.73
<1879> 新日本建 73300 4.0 16200 0.45
<8070> 東京産 76100 44.8 3800 0.70
<8331> 千葉銀 82800 9.7 86500 0.58
<5121> 藤コンポ 83400 10.9 5300 0.59
<4463> 日華化学 87100 29.3 3500 0.49
<9274> KPPGHD 87100 109 18500 0.93
<6381> アネスト岩田 89100 11.3 6200 0.93
<9119> 飯野海 91900 72 16200 0.92
<5831> しずおかFG 96000 40.2 76000 0.52
<4977> 新田ゼラチン 96300 67.2 2900 0.89
<4047> 関電化 99000 17.5 13100 0.89
<6376> 日機装 99000 811 36000 0.53
<7570> 橋本総業HD 99100 8.1 3700 0.75
<9069> センコーHD 99300 3.4 27000 0.95
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。
株探ニュース