悲観一色の中、悲観論が行き過ぎているとの指摘も=米国株

市況
2022年12月9日 23時35分

市場が悲観論一色となる中、S&P500が向こう1年で少なくとも25%上昇するとの強気な見方も出ている。悲観論が行き過ぎており、S&P500は今後1年で5000を付けるという。ストラテジストがブルームバーグのインタービューで答えていた。

利上げの影響に投資家は集中し過ぎている中、景気は既に底入れしており、新たな強気相場が始まりつつあるという。FRBのみが政策のけん引役ではなく、他の多くでは既に和らぎ始めていると指摘。FRBは来週、0.50%ポイントの追加利上げを実施すると予想されるが、景気が減速している中、FRBは利上げを早期に終わりにせざるを得なくなるという。

最近、景気後退の可能性について悲観的な見通しが相次いでいることについては、「この国の経営者らがほぼ100%景気後退に陥ると考えている時期は思い出せない。通常、景気後退は思いがけないところから来て市場を驚かすもので、ここから発生することはない」と述べた。

「悲観論が行き過ぎている。既に過剰に織り込まれているため、それが逆にポジティブ・サプライズの扉を開き、人々は追い付いていかざるを得なくなる」とも付け加えた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.