ネットアップが上昇 ただ、アナリストは投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
ストレージ・データ管理ソリューションを提供するネットアップ<NTAP>が上昇。取引開始前に発表になった米消費者物価指数(CPI)を受けて、米株式市場全体に買いが広がっており、同社株も上昇している。
ただ、きょうはアナリストの投資判断の「売り」への引き下げが伝わり、目標株価も従来の66ドルから58ドルに引き下げた。同社の強いポジショニングを市場は過剰に評価していると指摘している。
投資家はリスクが少ないと思われる銘柄や割に合わないバリュエーションに注目しているが、受注残が少なく、潜在的な上振れ期待が縮小している場合は、こうした安全策もリスクを伴うことがあるという。
(NY時間09:54)
ネットアップ<NTAP> 66.44(+1.15 +1.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美