今日の為替市場ポイント:米国金利の先高観後退でドル買い縮小の可能性

通貨
2022年12月14日 8時13分

13日のドル・円は、東京市場で137円97銭から137円32銭まで反落。欧米市場では137円83銭から134円66銭まで下落し、135円59銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に135円台で推移か。米国金利の先高観は後退しており、リスク選好的なドル買いは縮小する可能性がある。

13日のニューヨーク外為市場では米国のインフレ率鈍化を受けて主要通貨に対するドル売りが活発となった。インフレ鈍化で今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で利上げ幅は0.5ポイント以下となる可能性が浮上した。11月消費者物価指数(CPI)は前年比+7.1%、同コア指数は前年比+6.0%にとどまった。市場参加者の間からは「利上げは今回を含めて2回にとどまり、2023年後半に利下げが開始される」との声が聞かれている。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合終了後に公表される金融・経済見通しで2023年と2024年におけるインフレや政策金利の予測が下方修正された場合、主要通貨に対するドル売りは継続する可能性がある。

《FA》

提供:フィスコ

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