今日の為替市場ポイント:米利上げ継続でドル売り縮小の可能性

通貨
2022年12月15日 8時33分

14日のドル・円は、東京市場で135円74銭から135円24銭まで下落。欧米市場では134円54銭まで下げた後、一時135円99銭まで反発し、135円47銭で取引終了。本日15日のドル・円は主に135円台で推移か。米政策金利は5%台前半まで上昇する可能性が高いとみられており、目先的にリスク回避的なドル売りは縮小する可能性がある。

米連邦準備制度理事会(FRB)は12月13-14日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、フェデラルファンドレートの誘導目標を0.50ポイント引き上げ、4.25-4.50%とすることを決めた。利上げ幅は予想通りだが、市場参加者の間からは「米金融当局はインフレリスクに相当注意を払っている」との声が聞かれた。FOMCスタッフの金融・経済予測によると、コアPCEは2025年時点でも2%を維持する見通し。インフレ率の高止まりを受けて利下げが開始される時期は2024年以降になる可能性が高いとみられており、為替相場に一定の影響を与えることになりそうだ。

《FA》

提供:フィスコ

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