本日は推計で４兆ドル規模のオプションの期日到来 波乱の展開も警戒される＝米国株
きょうは推計で４兆ドル規模のオプションの期日到来を迎える。毎月のイベントだが、今回はＳ＆Ｐ５００が過去数週間に渡り４０００前後のレンジで推移したす中、ポジション調整によって動きが加速する可能性があるという。
ＦＲＢのタカ派姿勢や米経済のリセッション（景気後退）への懸念の高まりなど、ここ数日に浮上している厳しい状況を踏まえると、オプション期日到来がエアポケットとして作用するとの懸念が強まっている。
場合によっては株価指数がブレークアウトする余地が生まれる可能性があるとの声も出ている。年末のポジション調整やリ景気後退への警戒感を踏まえると、それは下向きの動きとなるという。
また、本日は、株価指数の先物とオプション、そして、個別株のオプションの取引期限が重なる四半期に１度のトリプルウィッチングでもある。