モデルナが反発 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
モデルナ<MRNA>が反発。同社のメッセンジャーRNA型がんワクチン「mRNA-4157/V940」とメルク<MRK>の抗がん剤「キートルーダ」との併用臨床試験(フェーズ2b)で好結果が出たことで同社株は賑わっているが、先週末は全体相場の売りに押されていた。
きょうはアナリストが同社株の投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を275ドルとしている。先週末終値から42%高い水準を示唆。
最近のポジティブな臨床試験に続き、個別化がんワクチンを“新たな輝き”と強調。まもなく出るであろう呼吸器合胞体ウイルスの臨床試験(第3フェーズ)の結果、そして、来年には奇病のフランチャイズの終盤のデータも発表され、それらについてもポジティブに捉えているという。
(NY時間09:35)
モデルナ<MRNA> 200.88(+7.59 +3.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美