ツイッター投票、マスク氏のトップ辞任を約５８％が支持＝米国株個別

テスラ<TSLA>が反発。ツイッターでの投票でマスクＣＥＯのツイッターのトップ辞任を約５８％が支持した。ツイッターのトップ就任から２カ月未満で鋭い結果となった。総投票数１７５０万票のうち約５８％がマスク氏が指導的立場から退くことに賛成した。

マスク氏がこの結果を受け入れれば、ツイッター社のトップを解任し、従業員の約半数を排除し、広告主を脅かした５３日間の混乱に終止符を打つ。

マスク氏は１０月にツイッターを買収して以来、時間の大半をツイッターに割き、価値ある持ち株であるテスラを疎かにしているのではとの懸念もあり、テスラ株はツイッター買収以来、約３分の１にまで落ち込んだ。

ツイッターは過去数カ月の間に幹部がほぼ全員解雇または辞任した。マスク氏はその後のツイートで、「実際にツイッターを存続させることができる仕事を望む人は誰もいない。後継者はいない。そして、5月以来、破産への高速レーンにいる」と述べている。

ツイッターは現在、米大手銀７行に対して約１３０億ドルの負債を抱えており、投資家にそれを売却できないでいる。

（NY時間09:37）

テスラ<TSLA>　151.59（+1.36　+0.91%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美