下げ一服でダウ平均は横ばい 厳しい見方が多い中で楽観的な声も=米国株前半

市況
2022年12月20日 1時45分

NY株式19日(NY時間11:33)

ダウ平均   32857.26(-63.20 -0.19%)

ナスダック   10567.60(-137.81 -1.27%)

CME日経平均先物 27245(大証終比:+25 +0.09%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安。先週のFOMCでFRBのタカ派姿勢が予想以上に強いことが示され、米株式市場は景気後退への警戒を強め、FOMC後にダウ平均は1000ドル超急落していた。ただ、週末にクリスマス休暇が控えていることもあり、きょうはその動きは一服。

ただ、買い戻しを強める雰囲気まではなく、IT・ハイテク株は依然として売りが続く中で、米株式市場は上値の重い雰囲気が続いている。米国債利回りが上昇していることもIT・ハイテク株を圧迫しているようだ。

来年の企業業績への懸念を示す声も多く聞かれる中、一部からは楽観的な見方も出ている。「FRBの最近の発言を受けて、投資家はまだハラハラしている。しかし、市場は金利上昇による景気後退の恐れを過去のものとし、代わりにインフレがピークに達し、FRBの引き締めにある程度の余裕を持てるようになる投資家が出るかもしれない」といった声や、「2月、3月の追加利上げが想定されるが、今回の利上げサイクルの90-95%は終了していると考える。床が設定されたようなもので、最悪の事態は確実に去りつつある」といった声も聞かれた。

一方「FRBがタカ派なレトリックを再開したことは、株価の短期的な背景を複雑にしている。目先は相場の流れを変えるようなカタリストはないが、ネガティブな材料が出ない限り、ここからの下げ幅は限定的だ」との指摘も出ていた。

アップル<AAPL> 131.88(-2.63 -1.96%)

マイクロソフト<MSFT> 240.12(-4.57 -1.87%)

アマゾン<AMZN> 85.11(-2.75 -3.13%)

アルファベットC<GOOG> 89.87(-1.00 -1.10%)

テスラ<TSLA> 146.89(-3.34 -2.22%)

メタ・プラットフォームズ<META> 115.88(-3.55 -2.97%)

AMD<AMD> 64.18(-1.23 -1.88%)

エヌビディア<NVDA> 162.82(-2.89 -1.74%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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