一部の米大手小売は来年に裁量的支出減少に直面との指摘も=米国株個別

材料
2022年12月21日 23時57分

アナリストから米小売大手に慎重な見方が出ており、一部の米小売大手は来年に裁量的支出の減少に直面するリスクを指摘している。

同社アナリストは、ディスカウントストア大手のターゲット<TGT>、会員制倉庫型卸売りのビージェイズ<BJ>、ホームセンター最大手のホーム・デポ<HD>の投資判断をそれぞれ「中立」に引き下げた。

ターゲットについては、消費の減速が続いた場合、パンデミック時の利益率や市場シェアをどの程度まで回復させられるか疑問と指摘している。

ビージェイズについては、11-1月期(第4四半期)にガソリンの利益が前年が高かった反動が出る可能性があるほか、来年も裁量支出の低迷が続きそうだと指摘している。

また、ホーム・デポ<HD>については、住宅およびマクロ環境の弱さが、住宅修繕需要への重石になると見られ、業界全体の逆風から免れられない可能性が高いと指摘した。

(NY時間09:43)

ターゲット<TGT> 142.51(-0.74 -0.52%)

ホーム・デポ<HD> 315.87(+1.03 +0.33%)

BJ’sホールセール<BJ> 66.75(+0.28 +0.42%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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