ブラックベリーが決算受け大幅安 サイバーセキュリティの弱さが指摘される=米国株個別
サイバーセキュリティのブラックベリー<BB>が大幅安。前日引け後に9-11月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益の赤字が続いているほか、売上高は予想範囲内となった。
今回の決算を受けてアナリストからは、「同社のサイバーセキュリティ事業の継続的な弱さの兆候が示された」との指摘も出ている。
ただ、「IoTの設計段階の売上高は予想通りではあったが、四半期ベースで過去最高水準に到達し、肯定的な先行指標ではあった」とも付け加えた。その上で、株価のバリュエーションは適切としている。
(9-11月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.05ドル(予想:-0.07ドル)
・売上高:1.69億ドル(予想:1.68億ドル)
・粗利益率(調整後):64.5%(予想:62.3%)
・EBITDA(調整後):-0.22億ドル(予想:-0.31億ドル)
(NY時間13:24)
ブラックベリー<BB> 3.72(-0.44 -10.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美