カーニバルが決算受け上昇 CEOのコメントに安心感が広がる=米国株個別
クルーズのカーニバル<CCL>が取引開始前に9-11月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、EBITDAは再び赤字に転落した。客室稼働率も85.0%と予想を下回った。ただ、株価は上昇。ワインスタインCEOのコメントに安心感が広がっている模様。
同社CEOは「予約の勢いは12月に入っても続いている。世界的なキャンセルの傾向も改善され、全ブランドにおいて予約カーブが長くなっていることが確認された。この勢いは12月に入っても続いており、来年に向けて良い兆しが見えている」と述べた。
(9-11月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.85ドル(予想:-0.87ドル)
・売上高:38.4億ドル(予想:39.3億ドル)
・EBITDA(調整後):-0.96億ドル(予想:-0.73億ドル)
・客室稼働率:85.0%(予想:87.2%)
(NY時間13:37)
カーニバル<CCL> 8.54(+0.44 +5.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美