外為サマリー:一時132円40銭台をつけるもドル買い続かず
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=132円06銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭程度のドル高・円安となっている。
21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円46銭前後と前日に比べて70銭強のドル高・円安で取引を終えた。足もとで急ピッチなドル安・円高が進んだ反動から、ドルの買い戻しで一時132円53銭まで上伸した。
ただ、日銀が一段と緩和を修正するとの思惑がくすぶるなか、この日の東京市場のドル円相場は上値の重い展開。朝方には132円40銭台をつける場面もあったが、ドル買いは広がらず。今晩に発表される7~9月期の米実質国内総生産(GDP)確定値や前週分の米新規失業保険申請件数などを見極めたいとする向きもあるようだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0618ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=140円22銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。