カーマックスが決算受け大幅安 弱気な予想さえも下回る=米国株個別
中古車販売のカーマックス<KMX>が大幅安。取引開始前に9-11月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく下回った。同社は市場の不確実性の継続を理由に、自社株買いを一時停止している。
アナリストは弱い決算に加え、市場シェアの低下が続くことを懸念しているようだ。「全般的に厳しい四半期で、弱気な予想さえも下回る数字となった」と述べている。
また、同社が、外部のデータでは最近の弊社の市場シェア低下を示しているとのコメントしたことも不透明感を強めている模様。
(9-11月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.24ドル(予想:0.65ドル)
・売上高:65.1億ドル(予想:71.6億ドル)
中古車:52.0億ドル(予想:54.8億ドル)
卸売り:11.5億ドル(予想:14.8億ドル)
車両保証プラン:0.92億ドル(予想:0.97億ドル)
・中古車粗利益:4.03億ドル(予想:4.10億ドル)
(NY時間10:11)
カーマックス<KMX> 55.27(-4.10 -6.91%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美