ダウ平均は上げ維持できずに４００ドル超反落　マイクロンの決算受け半導体が下落＝米国株前半

NY株式22日（NY時間11:07）

ダウ平均　　　32940.42（-436.06　-1.31%）

ナスダック　　　10445.43（-263.94　-2.46%）

CME日経平均先物　26125（大証終比：-315　-1.21%）

きょうのＮＹ株式市場は戻り売りが強まっており、ダウ平均は４００ドル超反落している。取引開始前に発表の米ＧＤＰ確報値が上方修正されたことや、米新規失業保険申請件数が予想を下回り、ＦＲＢのタカ派姿勢を追認している。

また、前日引け後に決算を発表したマイクロン<MU>が冴えない反応を示し、半導体関連株に売りが強まっている。ＩＴ・ハイテク株が下げていることも全体の重石となっているようだ。マイクロンの決算については、厳しい環境下で正しい行動をとっているものの、業績が大きな需給ギャップを示し、来年まで供給過多が続くとの指摘も出ている。

前日の株式市場は買い戻しが強まったものの、やはり上げを維持できていない。来年にＦＲＢが利上げを停止するまでは株式市場は下値を模索するとの見方が根強い中、クリスマス休暇を前に買い戻しの雰囲気は高まらないようだ。

マイクロン<MU>　49.39（-1.80　-3.52%）

アップル<AAPL>　131.87（-3.58　-2.64%）

マイクロソフト<MSFT>　236.34（-8.10　-3.31%）

アマゾン<AMZN>　84.29（-2.49　-2.86%）

アルファベットC<GOOG>　88.16（-2.09　-2.32%）

テスラ<TSLA>　128.44（-9.13　-6.64%）

メタ・プラットフォームズ<META>　116.59（-3.17　-2.65%）

ＡＭＤ<AMD>　63.62（-4.06　-6.00%）

エヌビディア<NVDA>　153.91（-11.10　-6.73%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美